PHYSIOLOGY OF THE LARYNX  喉頭の生理学
928 Extrinsic Muscles  外因性筋肉

biventer 二腹筋: 顎二腹筋。
cricopharyngeus 輪状咽頭筋: 輪状軟骨に付着している下部咽頭収縮筋の線維。
diaphragm of the mouth 口の横隔膜: 顎舌骨筋;口腔底
digastric 二腹筋: 舌骨に付いている腱中心によって2つの筋腹を結びつける筋肉。1つの筋腹はあごの先から起こり、他方は耳の近くの頭蓋骨の底から起こる。それぞれの側に1つの二腹筋があり、それらは舌骨を上に、且つ、筋腹がより収縮することで、前か後ろに引く。Biventor(二腹筋)。
elastic scaffolding 弾力的な足場、弾性枠(須永;訳): 外因性喉頭部筋肉(HuslerとRodd-Marlingも使用する:suspensory mechanism 懸垂機構、つなぎとめ(須永;訳))。
external laryngeal musculature 外部の喉頭筋組織: 外因性筋肉プラス輪状甲状筋。extrinsic musculature of the larynx 喉頭の外因性筋肉組織:喉頭に付着すが、起始を別のどこかに持つ筋肉。喉頭を上か下に引く筋肉。
geniohyoid オトガイ舌骨筋: 前部で下顎骨に付着していて、舌骨を前に引く2つの筋肉の1つ。
hyothyroid 舌骨甲状筋: Thyrohyoid muscle 甲状舌骨筋。
infrahyoid muscles 舌骨下筋: 喉頭下筋
infralaryngeal muscles 喉頭下筋: 喉頭を下に引く筋肉。舌を溝にするのを助ける。
inspanning つなぎ止め(須永;訳): 外因性喉頭筋(HuslerとRodd-Marling)。
mylohyoid 顎舌骨: 一対の筋肉、下顎骨の内側の縁、舌骨と中央縫線に付着していて、口腔底を形づくり、舌骨と舌を上、前に引く。
neck muscles 首の筋肉: ゆるく、外因性喉頭部筋肉。
nuchal muscles うなじの筋肉: 首の後部の筋肉。
omohyoid 肩甲舌骨筋: 鎖骨と第1肋骨に付着された腱中心によって結びつけられた2つの筋腹を持つ筋肉。片方は、筋腹は肩甲骨から、他方は舌骨から起こる。それぞれの側面に1つずつの肩甲舌骨筋があり、それらは舌骨を下、後方に引く。
sternohyoid 胸骨舌骨筋: 胸骨最上位で起り、舌骨を下に下げる2つの筋肉の1つ。
sternothyroid 胸骨甲状筋: 胸骨の最上位で起り、甲状軟骨を下に下げる2つの筋肉の1つ。
strap muscles 帯状筋: 喉頭下筋(それらの形のためにそのように名をつけられる)。舌骨甲状筋、肩甲舌骨筋、胸骨舌骨、胸骨甲状筋。
stylohyoid 茎突舌骨筋:両側の茎状突起に付着し、舌骨を上、後ろに引く筋肉。
stylopharyngeus 茎突咽頭筋: 喉の壁の筋肉で、茎状突起から甲状軟骨まで走る。
suprahyoid muscles 舌骨上筋: 喉頭上筋。
supralaryngeal muscles 喉頭上筋肉: 喉頭を上へ引く筋肉。
suspensory mechanism 懸垂機構(須永;訳): 外因性喉頭筋(HuslerとRodd-Marling)。
swallowing muscles 嚥下筋肉: 喉頭を後ろ、上へ引く筋肉。口蓋舌筋、口蓋咽頭筋、茎突舌筋、茎突舌骨筋、茎突咽頭筋。
thyrohyoid 甲状舌骨筋: 甲状軟骨のそれぞれ翼から舌骨の側面に結びつけ、それらを互いに引き合う筋肉。
thyropharyngeus 甲状咽頭筋: 甲状軟骨の翼に付着する下部咽頭収縮筋の線維(それら(両側の翼)を互いに引き寄せることで声帯を伸ばす)。
tongue muscles 舌肉: 喉頭を前方、上へ引く筋肉。顎舌骨で、オトガイ舌筋、オトガイ舌骨筋。
upper diaphragm 上の横隔膜: 口の横隔膜; 顎舌骨筋。

[Vennard, Singing. 1967  p. 247]