https://www.lawrence.edu/conservatory/faculty/kenneth_bozeman
1981年、ミネソタ州、ミネアポリスで歌唱教師全米協会の総会で、Tomas Clevelandは声のカテゴリーとシンガーズ・フォルマント周波数の関係に関するレポートを発表した。彼のプレゼンテーションの間、合成されたテノールの声が、母音/a*/でヘ長調の音階を歌った。注目すべきことに、ピッチ(基音周波数)の変化以外の、声道フォルマントまたは音源入力の変化がプログラムされなかったにもかかわらず、男性のパッサージオを連想させる音色変化を通して、テノールの声質は移行した。パッサージオがプレゼンテーションの焦点でなかったけれども、その瞬間に私は、声のカバーの音質変化は、喉頭部声区の変化によるのではなく、むしろまだ理解されていないいくらかの共鳴現象によるのではないかという認識に襲われた。このように、私は音声音響学の領域へ旅立った。[Practical Vocal Acoustics by Kenneth W. Bozeman 2013 ]
【著書】
Practical Vocal Acoustics Pedagogic Applications for Teachers and Singers 2013
Kinesthetic Voice Pedagogy Motivating Acoustic Efficiency 2017