口蓋咽頭筋<口蓋引き下げ筋<軟口蓋<口蓋<調音器官IMG
口蓋咽頭筋または咽頭口蓋筋は、軟口蓋の筋肉であると同時に、咽頭の縦走筋である。それは長い肉質の束(それは軟口蓋から起こる)で、その線維の多くは反対側からの筋肉線維とつながっている。
それのこみいった部分は残りの線維の起始点から生じる。それのいくつかはほぼ翼突鈎〈こう〉(pterygoid hamulus)で起こり、他のものは耳管の軟骨から起こる(それらは耳管咽頭筋(salpingopharyngeus)と呼ばれる筋肉の細長い滑面を構成する)。
筋肉線維の起始直後に、それらは下行軟口蓋挙筋によって2つの線維束に分割される。1つの線維束は軟口蓋挙筋(levator palati)を超えて通過し、もう1つは(図4-79で示すように)、それの下を通る。実質的に、軟口蓋挙筋は、口蓋咽頭筋の2枚の層の間に挟まれている。軟口蓋挙筋のすぐ横で、2つの線維束が1つのリボン状の筋肉に融合する。筋肉が広範囲にわたる起始点を持っているが、線維は口蓋咽頭帯または後口峡柱で急速にまとまる、そして、それらの進路が咽頭の下半分の筋肉につながるにつれて広がる。ほとんどの線維は、咽頭の側壁の粘膜に挿入するが、1番前の線維は、甲状軟骨の後辺縁と上角に付着するだろう。
口蓋咽頭筋の主要な機能は嚥下においてある、そこで、食物の塊をより低い咽頭に導くように動く。口咽頭の線維の半円形の進路のため、柱が正中線で接近するとき、この筋肉はまた、口蓋を降ろし、後口峡柱の間の間隔を狭くする(嚥下やのどが詰まっている間のとても力強い動き)括約筋として動くことができる。その収縮が喉頭を上げる、或いは、甲状軟骨を前に傾けるので、この筋肉はまた、喉頭外筋肉として全く正当にみなされるだろう。喉頭の上昇は、音域の最高音での発声時にしばしば起こる。[Zemlin, p. 336]