図3-54 横披裂間筋

図3-54 横披裂間筋

横披裂間筋<披裂間筋<喉頭内筋<喉頭筋
横披裂筋は斜披裂筋より広範囲にわたる、そして、形態的に、それは明確に別の筋肉であるように思える。
図3-54で示されるように、線維は片側の披裂軟骨の縁側面と後表面から起こり、水平方向に進み、正反対の披裂軟骨の縁側面と後表面に付着する。この筋肉の収縮は、披裂軟骨を正中線の方へ関節包の長い軸に沿ってスライドさせることによって接近させる。図3-55で示すように、そうすることで軟骨はいくらか上がる。[Zimlin, p. 165]

図 3-55

図3-55