オトガイ舌骨筋<舌骨上筋(喉頭引き上げ筋)
オトガイ舌骨筋(Gk. geneion、オトガイ+舌骨)は対の円筒形の筋肉である。そして、顎舌骨筋の上面(内側)に位置づけられる。それは、図3-36で示される。2つの筋肉はたいてい正中線の正反対の側面であるが、互いに直接接触している、或いは、融合して単一の筋肉であると考えられる。線維は、下顎結合の低いオトガイ棘から、短い腱によって、起始点をとる。それらは一般的に、後ろ下に進み、少し分枝して舌骨体部の前面に付着する。下顎骨が固定された位置にあるとき、オトガイ舌骨筋は舌骨を上へ、そして、前に引く。[Zemlin, p. 154]
解剖学