Bassini’s Art of Singing

an practical physiological and practical system for the cultivation of the voice.
発行:1857 著者:Bassini, Carlo.

[MONAHAN p.236]

Bassini, Carlo.   Bassini’s art of singing: an analytical physiological and practical system for the cultivation of the voice. ( バッシーニの歌唱術:声の育成のための分析的・生理学的・実践的体系) Edited by R. Storrs Willis. Boston: O. Ditson & Co., ca. 1857.  【Plural Publising, 2008年版有り】
バッシーニ(1812-1870)はイタリアの歌手であり教師であった。クレシェンティーニとジンガレッリの弟子である。晩年はニューヨークで歌唱を教えた。
『 バッシーニの歌唱術』は、ニューヨークで発行された音楽雑誌『ザ・ミュージカル・ワールド』に掲載され好評を博した一連の記事から生まれた。バッシーニによれば、彼の体系は「発声器官の解剖学に示される自然の原理と、長年の理論応用で実証された技術の双方を基盤としている」[序文]。 この提示は当時の水準では徹底しており、特定の歌唱課題や技能に応じて段階的に分類された練習法を提示している。バッシーニは音符のピッチの上に記された文字で、その音を胸声区・中声区・頭声区のいずれで歌うべきかを示している。


p. 20 (バッシーニ[p. 9]とミノヤ[1815年、p. 15]は共に、イントネーションが最も重要であり、その欠如が最大の欠点であると認めている。)
p.36 (しかし、マッケンジーの著作以前の時代のほとんどの著者は、音域(あるいは声域)を主要な決定要因と考えていた。 バッシーニ[ p. 7]もイヴェレスト[Everest, 1861, p. 28]も、男女それぞれを三つの声種に分類し、図表で示された特定の音域で最も良く歌える者が自動的にその声種に属すると示唆している。)
p. 92 (要するに、あらかじめ心に描いた音を、正確さと自信をもってアタックすることだ…そのアタックは直接的で瞬時でなければならない[p.5]。)


31. —–. Bassini’s education of the young voice; a scientific and practical system of voice culture for young persons of both sexes. (バッシーニの若き声の教育;男女の若者を対象とした科学的かつ実践的な声の育成法。) New York: F. J. Huntington, ca. 1865. [NYPL]
バッシーニの教授法における大きな転換を示す。規則に関する議論は最小限に抑えられ、段階的な練習問題に割く割合が拡大された。しかし彼はこう断言する。「私の新しい声楽教育法は、科学的・生理学的な原理に基づいている…」[序文]。
32. —–. Bassini’s new method for soprano and mezzo-soprano: Being a thorough course of singing and cultivation of the voice. (バッシーニのソプラノとメゾソプラノのための新教本:歌唱と声の育成に関する徹底的な課程。) Boston: G. D. Russel & Co., ca. 1869.   [NYPL]
バッシーニの若い声の教育法に従い、女性の声の必要性により注意深く調整された練習法を採用している。

引用

p.2 

著者・発言者:Bassini, Carlo. 出典:Bassini's Art of Singing

生徒は注意深く観察しなければならない、胸部は外側にそっているか、自然に運ばれる肩と、頭は高すぎず低すぎず、一言でいうと兵士のポジションで。

©Takanori Yamamoto