Systeme de la grande methode de Bernacchi, de Bologne; Leipzig, 1835.

「吸気はショックなしで、そして、腹部を突き出すことなく、生み出されるべきである。持ち上げられなければならないのは胸だけである。吸気は、のみこむこと、或は空気をのむことよりもむしろ吸い込むことにあらねばならない。歌手が呼吸を節約できればするほど、喉頭の空気を必要としないので、丸い音を出すことができます。そのため、私たちは彼に次のようなルールを推奨しています。 話すときの呼吸では、腹部は突き出ているが、歌うときの呼吸では引き込まれるべきである。話すときには胸は急速に上下しますが、;歌唱中は、吸い込まれた空気がより長くもつように徐々に持ち上げられ、降ろされなければならない。」

[Joal, Joseph On Respiration in Singing  p.39]

 

世紀(19世紀)の初め、ケルビーニ(Cherubini)、メフル(Mehul)、ゴセック(Gossec)、ガラ(Garat)、ギンゲン(Guingene)と著名な歌手メンゴッツィ(Mengozzi)たちによって構成された委員会によって、パリ・コンセルヴァトワールの最初の教科書が編集されました。

この仕事において、ベルナッキの優れた教訓が次のように定式化されています:

「歌唱の呼吸は、話すための呼吸と、若干異なる。話すために、または単に肺の中の空気を更新するために呼吸をするとき、最初の動きは吸気であり、次に腹部が膨らみ、その上部が少し上昇し、その後弛緩するが、それが第二の動き、すなわち呼気である。体が自然の状態にあるときには、これらの2つの動きはゆっくり生じる。

逆に、歌を歌うために呼吸をする行為では、吸引する際に、胸を膨らませ、胸を上昇させながら、腹部を平らにして、それをすばやく戻るようにする必要があります。呼気では、腹部は非常にゆっくりと自然な位置に戻る必要がありますし、可能な限り長く、肺に導入された空気を保持するために、胸を下げる必要があります。胸にいかなる衝撃を与えることなく、ただゆっくり洩れるようにして、いわば、流れ出るようにしなければならない。」

[同上、p.40]

 

https://en.wikipedia.org/wiki/Antonio_Bernacchi