中咽頭収縮筋<咽頭筋

中咽頭収縮筋は、いくらか扇形をしており、2つの比較的はっきりした部位からの筋肉線維で構成されている。中部咽頭収縮筋の大部分は、舌骨の大角の上辺縁から起始する線維から派生し、大角咽頭筋(ceratopharyngeus muscle)を構成する。線維の残りは、舌骨の小角と茎突舌骨靱帯から起り、小角咽頭筋(chondropharyngeus muscle)として知られている。それらの線維は、後方、内側にめぐって、放射状に広がり、内側の咽頭縫線に挿入される。最も下方の線維は、下部咽頭収縮筋の上部の線維の下を、やや下に進む。中間の線維は横方向に進み、上部の線維は斜め上方へ進み、上部咽頭収縮筋の下方の線維に重なる。[Zmlin, p. 344]

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