下部咽頭収縮筋は、輪状甲状筋との関係に於いて極めて興味深い。それは、斜走隆線として知られる甲状軟骨上の斜めの線から、そして、下角と低い縁の一部を含むその線の後部軟骨の部分から起こる。下部咽頭収縮筋のこの部分を、甲状咽頭筋と呼んでいる。
図43を見ると、輪状甲状筋が同じ下位縁で付着し、続いて喉頭の表面を囲んでいるのがわかるでしょう。これらの2つの筋肉の線維は同じ方向に走っている、そして、確かに、甲状咽頭筋繊維のいくつかは輪状甲状筋をカバーする筋膜に付着する。
我々はそれらが協力すると想像するかもしれない、そして、確かに、それは事実である。
輪状甲状筋は上喉頭神経の外枝によって刺激される。そして、また、それの枝脈は甲状咽頭筋に達する。
下位括約筋の最下部は、輪状咽頭筋と呼ばれる。なぜなら、あなたが推測するように、それが輪状軟骨から起こるからだ。
すべての他の括約筋たちのように、中央縫線でそのペアに会う。そのより低い線維は、食道の線維に混じる。
食道の輪状線維によって連続的な蠕動波を生み出すのは、これらの括約筋の継続的収縮である。
あなたは、また、さまざまな縦走筋が突起にとっていかに重要であるかを見ることができる。
食道の輪状線維の外側で、上下に走っている線維の層がある。
解剖学