四角膜
一対の四角膜は、喉頭蓋の側面の縁辺と角の近くに隣接する甲状軟骨から起始する。図 3-26
繊維は後方下に走り、小角軟骨と披裂軟骨の中央表面に付着する。
図3-26で示すように、各々の膜組織は、膜質組織の垂直に誘導された薄板として、粗く生ずる。
膜組織は他にまさって広く隔てられて、それらが下がるに従っていくぶんまとまっている。
それらは、下方に向かって、喉頭室膜と呼ばれる遊離して厚くなった辺縁で終わる。
四角膜の下位辺縁は、弾性円錐の自由な、厚くなる辺縁の片われと考えられるかもしれない。
後方は、それらがより大いに発達した所で、四角膜は披裂軟骨の三角形の中心窩に付着する。
図3-24(喉頭の前方の部の概略図)は、四角膜、そして弾性円錐と他の喉頭組織と四角膜との関係を示す。図 3-24