延べ174 冊の声に関する本、その他から、発声上の様々なテーマを項目別に比較検討した著書。62ページに及ぶ著書目録が付いている。
1928年から1942年の間に書かれた著作や音楽雑誌の論文、及び歌手へのインタビューなどを含む。この本の出版後、MonahanのTHE ART OF SINGING やBurgin のTEACHING SINGING など、それ以降の著書で同様の研究が継承される。

これらの研究によって、発声教育に対するそれぞれの時代の傾向が分かる。しかし、ほとんどの項目で、ある見解の賛成するものと反対するものの数が示されるが、著者の発声教育の混乱を解決するための目的が、かえって混乱を大きくする結果になるような印象を受ける。

CONTENTS

I. ORIENTATIONS FOR THIS STUDY ............1

CONCEPTS USED IN TRAINING VOICE:

II. CONCEPTS OF PEDAGOGY ............16

III. CONCEPTS OF BREATHING ............ 69

IV. CONCEPTS OF PHONATION ............ 129

V. CONCEPTS OF RESONANCE ............147

VI. CONCEPTS OF RANGE  ............ 166

VII. CONCEPTS OF DYNAMICS  ............176

VIII. CONCEPTS OFEAR TRAINING ............190

IX. CONCEPTS OF DICTION  ............190

X. CONCEPTS OFINTERPRETATION ............215


XI. OUTCOMES OF THIS STUDY  (本研究の結果) ............243

ANNOTATED BIBLIOGRAPHY ............267

INDEX  ............629