CONTENTS
PART  I
CHAPTER  I : The Purpose of this Book – Dangers of Specializing – Technique and Expression are Inseparable
CHAPTER  II : How Technique is Acquired – The Laryngologist : Separation of Technique from Expression – Coordination – Empiricism versus “Science” – Laws of the Vocal Organs
CHAPTER  III : The Primes of Speech and Tone – Language – Breath
CHAPTER  IV  : Resonance – Actions of the Vocal Organs – Pronunciation
CHAPTER  V  : Sensation – Diagnosis
CHAPTER  VI  : Hygiene  : Exercise – Diet – Eating before Singing = Fads versus Common Sense
CHAPTER  VII  : Pupil and Teacher – Ethics
CHAPTER  VIII  : Repertoire for Study
CHAPTER  IX  : Fads and Fancies in the Teaching of Singing
PART  II
CHAPTER  XI  : The Vocal Organs and Their Action – Anatomy of the Vocal Organs – Action and Reaction
CHAPTER  XII  : Tables of Faults – The Lift of the Breath
CHAPTER  XIII  : Phonetics
CHAPTER XIV  : Exercises after Removal of Tonsils – To Remove Nodes – Habit and Incorrect Action Due to Disease – Empirical Ideas
CHAPTER  XV  : Ethics
CHAPTER  XVI  : Exercises
The object of art is expression.
The essence of expression is imagination.
The control of imagination is form.
The “medium” for all three is technique.
芸術の目的は表現である。
表現の本質は想像力である。
想像力を制御するのは形である。
3つすべての「媒体」はテクニックである。
PART Ⅰ
CHAPTER Ⅰ
 この章の目的—特殊化の危険性—技術と表現は不可分のもの
人間の声は、長年にわたって研究のテーマであった。この研究は時代とともにより専門化するようになってきた。この研究による大きな危機は、いくつかの特定の部分、あるいは全体的で調和のとれた連繫作業にたいする注意力をなくしてしまった「局所;locals」を中心化してしまう事である。 これは人間の体に関するあらゆる専門化された研究において真である。
 人間の声に対する過去及び更に古い研究は、これと同じ傾向を示しており、この点で励みとなるものである、なぜなら、我々は歌唱のごくごくはじめからはっきりこの特殊化を見いだすことが出来るからだ。古代ギリシャ時代、演説化や役者達それぞれの”fads and fancies;一時的はやりと思いつき”が始まり、それらのいくつかのものはひどく独創的であり、又いくつかのものは実行するには警戒を要するものもあった。
 我々は誰でも、デモステネス(Demosthenes)と彼の「口いっぱいの小石」※の話を知っているし、それによって楽しませてもらえるかもしれません;しかし,ギリシャ悲劇の役者が、喉がひりひりするような状態が、声を伝える力が強くなると信じて、刺激して粘膜を”granulation;肉芽”状態にする為に、鋭利な刃物で喉の後ろの咽頭壁を切り取った事を読んだとき、我々は少し恐怖を感じるかもしれない。
※デモクリトスはよく地下室で勉強し、自分を鍛えた。彼はまた口に複数の小石を入れて話し、走りながら詩を復唱した。声を強くする為に、彼は海岸で荒れ狂う波に向かって話した。
CHAPTER IV
Resonance
共鳴

CHAPTER IX
歌唱の教えに於ける流行と思いつき

これらの流行と思いつきは、いろいろなスタジオでの彼の自身の経験から、また、本から、また、見たり聞いたりした他の人から直接著者によって集められた。教師または本の名前は挙げません。その流行と思いつきは、すべてある時期に教えられたか、今も教えられているという意味においてすべて事実である。
(1) 特別な場所に鼻の共鳴をつけるために置くこと。(一般に「鼻声の」歌唱になる)
(2) 母音AWとOHの継続的な使用(暗い、陰鬱な音と「こぶのある(団子声?)/humped-up」、舌の硬化を引き起こす)。
(3) 母音、子音または言葉がたとえ何であろうとも、トランペット・リップは正しい発音にとって破滅的である。
(4) 低くされて弛緩した軟口蓋(「響き」にとって害がある、鼻声「酔った/buzzy」声、弱い音を引き起こす)。
(5) 局所的に高くなった口蓋(一般に発声器官の硬さ、「怒鳴り/roary」うつろな音と同様に非常に頻繁にトレモロを引き起こす)。
(6) 高くなった喉頭(「ビクビクした/chicken」声で、堅い、つまった、柔軟性のない、しばしば「白い」声を生じさせる)。
(7) 局所的に低くされたか押し下げられた喉頭(「のみこまれた/ swalloed」、固定された舌で暗い、悲しげな音を引き起こす)。
(8) 腹式呼吸(それは肋骨呼吸を抑制して、もちろん正しい連携作用を損ねる)。実際にはそのような呼吸フォームはない、そして、それは誤った名称である。
(9) 子音を使ってすべてのアタックをする流行(明らかな母音アタックと適格な母音の妨げになる)。
(10) エクササイズの回避、そして、成長のための唯一の媒体としてのアリアと歌の使用。
(11) ソプラノが健康に良い低い音を決して訓練しない流行。
(12) 練習方針として、下行音階の使用によって頭声が訓練されるだろう。これは、やがて音の基音を弱めて、低い音が育たない。常識は、均一な音階の達成のために上昇と下降の両方の音階の使用を命ずるだろう。
(13) 深い息をして、口を閉じて、口を開くことなく「来た」と歌いなさい。
(14) ここに、公式がある:「体脳は歌唱脳にメッセージを送る、そして、調音器官はそれに答える。」
(15) 別の公式:「深い息をしなさい;喉頭が上がっているのを了解しなさい;喉頭が落ちることなく、歌いなさい。これは、声門の正しい『締め/pinch』を与える。」
(16) 2、3回、声帯を合わせなさい、それから、歌いなさい。(もちろん、明らかに不可能。)
(17) 生徒の前の床に羽を置きなさい、そして、彼が指示された高い音を歌うとき、彼に前にかがんで、羽をつまみ上げさせなさい。
(18) 頬を内側にしないで空洞になるようにしなさい、トランペット形態で、出来るだけ外に唇をとがらす。これは、歯とリップの間のスペースが真の共鳴器として、声の共鳴を増すだろう。
(19) 斜めにベッドに横になりなさい。体が十分に引っ張られるのを感じるまで、腕を片側に足を反対側に垂れ下げなさい。十字の形で腕を伸ばしなさい。あごを降ろす代わりに、頭を下に落とすことによって口を開けなさい。AHと歌いなさい!これは頭の中に声を送って、喉から緊張をとって、胸を広げるだろう!
(20) リラックスするように、疲れを感じなさい。
(21) 歌う用意をしてはいけない。
(22) できるだけ広く口を開けなさい、何故なら、より大きく口開くほど共鳴と音量が大きくなるから。
(23) 直立して立ち、より高い音を出すとき、足の裏で地面を押しなさい。
(24) できる限り鼻孔を広げなさい。
(25) 心理学の流行と声に関する身体的なすべてのものの回避。
(26) 胸に重い本をのせて床の上に横たわる流行、胸を強くするために、生徒が息を吸うことによって本は上げられる。
(27) 特許を受けた機械(そのように、呼吸器官のあらゆる誤った動きが鈴をならすだろう腕と接触ボタンを装備されている)に立っている練習。
(28) 声が「配置/placed up]されるまで、何年間も、最もとじた OO を練習すること。
(29) ZIM、ZAM、ZUMの歌唱(共鳴を改善するために)。
(30) これは素晴らしい:できるだけ口蓋をより高く上げて、できるだけ低く喉頭を下の方に押して、上腹部を外へ強制して、脊骨に対して声を置きなさい。
(31) できるだけより高く胸を上げる流行、それが発達し、この位置を維持するまで、息を吸って吐き出す間、決してそれを降ろさない。
(32) 胸のしぼみ、緊張から喉を解放するために毎日毎日ますますそれをリラックスさせること。
(33) リラックスのために「バカ顔」をすること。これをした後、生徒は手を背中に回し、かがんで部屋のまわりの想像上のハトを追いかけまわさなければならない。これは、「全人格」をくつろがせるだろう、
(34) 小さく歌うことがより多くの息を使うので、かなり小さく歌う前にかなり大きく歌うという思いつき。
(35) 唇の前で垂直に持った名刺に吹きつける流行。これは あるやり方でたたまれたハンカチーフを口に入れた後に行われる、折りたたんだハンカチーフの端のあたりの唇を堅くしてAHを歌う。これは、「声を頭に置く」ためと思われる。
(36)上の唇を高くすることと、鼻にしわを寄せる流行、それは、歌手を「ジャックラビット」のように、あるいは、かなり悪い匂いを嗅ぐときのように見えさせる。
(37) より高い音を歌うとき、頭を下げて、「グーズネック」を作る流行。これは、頭に「声を曲げる」と思われる。
(38) 筋肉コントロールの流行、または時制は、喉または声の器官でいろいろな別々の筋肉をゆるめたり緊張させたりする試みを含む。
(39) 歌手の解剖学的組織のあらゆる箇所に声を置く流行。
(40) ある音で、または、全音階で舌をフラットにするか、溝を作る試み(自由な活動と連携作用に破滅的)。
(41) 気管支チューブからのある種せきのようなものの流行と思いつき、レッスンの始まりで「管をすっきりさせる」ようにすべて粘液を取り除いて共鳴を改善する。これがしようとするものは、自明である。
(42) ピアノの近くに立って腹式呼吸で大きく呼吸しなさい、それから歌いながらピアノを腹で押しなさい。これはブレス・コントロールを育てると思われている、実際は上手いピアノ輸送業者を作るだけである。
(43) 音が「下の深みから」来るように、手近な真鍮製壷に音を「吐く」流行。
(44) 「AH」の起声前に、1、2、3、4、5またはより多くを数える愚かな思いつき。
(45) アタックために破滅的、音はサスペンションによって、明確に、完璧に、遅延することなくアタックされなければならないので。
(46) 音を集中させるために口の底の方へ舌の先を丸める流行。舌の位置が誤っているので、母音を破壊する。
(47) 昔の楽派の模倣と思われる、歯を見せて笑う笑顔。これは喉を締め付け、声を白くし、「色」を付けることが出来なくする。
(47) 共鳴は、Lll、Lllなど母音なし、によって確立されるのみ。
(49) 口の正しい開きを保証するために、上下の歯の並びの間に、棒を置きなさい。
(50) 舌が御しにくいならば、ティースプーンのハンドル、さもなければ、その目的のために作られた特許を受けた銀メッキされた物でそれを下の方に押しなさい。(わたしは、幸運ないくつかの所有者である。)
(51) 鼻を介して歌う事を治療するために、鼻孔に2つのコルクを入れなさい。
(52) OOを考えながら、AHを歌いなさい。AHが完璧になるまで、徐々にOOを考えることを少なくしなさい。
時間か思考か印刷用インクをそのようなナンセンスに浪費することは、必要か?わたしは、これらの練習のいくつかの結末となるものについて告示した。他のほとんどのものは自明である。
しかし、それは、上にあるようなコレクションを含むあらゆる専門職の悲しい歴史である。確かに、そのような疑わしい処置の仕方を論破して、すべての考え方でそれらを実際に価値がある何かに代えるための十分な知識を備えている時代に、我々は生きている。